4月9日発売の新刊著者見本が届きました。

来月9日に文春文庫から発売されます新刊『桜の木が見守るキャフェ』の著者見本が届きましたーーー!!!!!
桜が咲きはじめた季節に、この本が手元に届いたことを、まずは嬉しく思います。
書影はインスタにアップしています。

カバーと本文デザインは大久保明子さん、装画は大野八生さんです。
私はブックデザインの仕事をしていた頃からずっと大久保さんに憧れており、手にする本のあれもこれもが大久保さんが手がけられたもの、ということが多々あります。
ですのでこのたび装丁を担当してくださる、と編集さんから伺ったときには、あまりの嬉しさで、妙なテンションになってしまいました。
ひとつの夢が叶った、と、そう心から思えています。

そして美しい桜のある風景を描いてくださった大野さんは、画家であると同時に園芸家でもいらっしゃいます。
偶然にも、ご自宅のお庭にはこの物語に登場するヤマザクラがあるそうです。
絵の中には鳥や草花の狭間に花びらも。自然の風がそよいでくるような、身を委ねたくなる景色が広がっています。

今作で小説を書きはじめてから10冊目となります。節目の本をこんなに素敵に作って世に送り出していただけることに感謝し、そしてその感謝の気持ちとしては、これから先、いい作品を書いていくことだ、と思っています。
大切で特別な一冊です。ありがとうございます。

季節の流れとともに、ゆっくり歩んでいく日常の物語です。
私にとって記念となる10冊目。
みなさまどうかよろしくお願いします。

『【新刊が発売されます】
『桜の木が見守るキャフェ』
文春文庫より4月9日発売🌸
Amazon等での予約もはじまっています。

※茜夜はただいま不定期にて営業しております。現在は休店中で、次回開店日は未定です。決まり次第こちらやインスタでご案内いたします。

お茶とお酒 茜夜

東京・飯田橋の裏通りに、夜だけ開く小さなお店です。おかえり前のちょいごはんに、おひとりでもゆっくりお過ごしいただけます。